フェアプレー

試合成立狙い「故意の三振」 高校野球秋田大会
自分はこの記事をみて,この行為は確かにマナー違反だよなぁと思った.


しかし,その後,疑問に思ったことがある.
プロ野球セ・リーグでは,2死ランナー無しの場面でピッチャーに打席が回ってきたときにわざと三振することがよくありますが,これはフェアプレーに反しているというのを聞いたことがない.
極論すると,送りバントも試合に勝つためにわざとアウトになるプレーですよね.


他のスポーツに目を移すと,
たとえば,サッカーの試合で,勝っているチームが時間稼ぎのために試合終了間際に選手交代を行うことがある.
バスケットボールだと,試合終了間際に接戦で負けているチームはファールをしてでも時計を止めようとする.


試合に勝つために,ルールと状況を最大限利用することはそこまで非難されることではないのではないか.
そんな気もする.


野球は,アウトにならないと試合が進まない.
試合を進行させる手段としてわざとアウトになるという行為は,ありなのではという考えもあるよなぁ.


そもそも,試合が続行できない状態になったときに7回まで試合が終わってないと,
それまでのことはなかったことにして,最初からやり直しというルールがものすごくアンフェアな気がする.
特に,高校野球のように一度負けたら終わりというトーナメント戦では,不公平さが顕著だと思う.


いっそのこと,試合が続行できなくなった場合は,
サスペンデットゲームにして,中断したところから再開とかできないんだろうか?
そうすれば,試合を成立させるためわざとアウトになるという行為はなくなるよね.